学園生活
幼稚部 愛知国際プリスクール

芸術的能力プログラム

季節に合わせた絵や工作、フラワーアレンジメントで季節感を感じてもらいます。また、硬筆・書道で日本の伝統文化に触れ、鍵盤ハーモニカ等で音楽の楽しさを体験して、芸術的能力を養います。

○季節に合わせた絵・工作

絵では、自分の感じたこと・体験したことを表すことで、自分を表現する楽しさや先生や友達と共感する喜びを感じることを目的としています。工作では、指先の器用さを育てるとともに、道具の正しい使い方を学ぶことを目的としています。また、折り紙や七夕飾りなどを通して日本の文化や行事に触れ合うことができ、日本人としてのアイデンティティを養うことができます。

(内容の一例)

  • 遠足や運動会など、楽しかったことを書いてみよう。
  • どんぐりを使って、こまを作ってみよう。
  • ハロウィンの飾りを作って、ハロウィンパーティーをしよう。
  • 自然の植物を使って、色水を作ろう。
  • 折り紙で、動物を折ってみよう。
季節に合わせた絵・工作

○硬筆・書道

2歳児から、知的訓練プログラムを通して文字が読めるようになりますので、次のステップとして、3歳児より硬筆・書道にも取組みます。硬筆では、正しい鉛筆の持ち方を学び、小学生のように「あ」から順番に学ぶのではなく、幼児の発達に合わせた、簡単な「ひと筆書き」で書ける「へ・て・つ」の文字から練習していきます。また、書道を導入することで、正しい筆の持ち方と、筆の特徴を生かして「とめ・はね・はらい」までについても、しっかりと指導していきます。。

(内容の一例)

  • 鉛筆を正しく持ち、迷路を使って直線・曲線を書いてみよう。
  • 鉛筆を正しく持ち、ひと筆書きで簡単な「へ・て・つ」から書いてみよう。
  • 筆を正しく持ち、水書き用紙で線を書いて楽しもう。
  • 筆を正しく持ち、墨汁を使って、とめ・はね・はらいの練習をしよう。
硬筆・書道水筆

○フラワーアレンジメント

4歳児クラスからフラワーアレンジメントを取り入れます。
花を教材に「生命を尊重するする心や個性について分かり合う」を目的に、花の魅力である美しさ、植物としての生命力、香りや癒しの力、花を介して生まれるコミュニケーション、花を生けることの芸術性を学びます。また、成長過程にある子どもたちの情操を高め、命あるものを大切にする心や季節を感じる心も育んでいきます。

(内容の一例)

  • お花をじっくり観察し、季節の花にいっぱい触れてみよう。
  • 母の日、父の日にフラワーアレンジメントした花をプレゼントしよう。
  • 季節の行事に合わせて、作品を作ってみよう。(クリスマスリース・ミニ門松・しめ縄)
フラワーアレンジメント

○鍵盤ハーモニカ

2歳児クラスから鍵盤ハーモニカを必修にしています。楽譜をみて弾くのでなく、耳から音を聴いて弾けるようにしていきます。メロディーを記憶して弾けるようになることで記憶力と音感とリズム感を育てていきます。
一年の終わりには、年齢に応じた課題曲をマスターし、学習発表会で発表します。また、2・3歳児は、4・5歳児が弾いている曲を自然と繰り返し聴いていますので、4歳児になった時は、よりスムーズに弾けるように耳がしっかりと育っています。また、小学校でも鍵盤ハーモニカは必修となっておりますので、幼児期にその基礎作りができます。

(内容の一例)

  • 先生の出している音を聞き、同じ音を探そう。
  • 先生と同じ長さで音を出そう。
  • いろんなリズムで弾いて(吹いて)みよう。
  • クリスマスの曲を合奏してみよう。
鍵盤ハーモニカ