初等部 愛知国際バイリンガルスクール
農体験・食育プログラム
本校では、無農薬栽培で育てる校内菜園と本校専用の田んぼで、各学年の学習に合わせた農体験を行います。
校内菜園
本校の菜園は野菜が育つ様子を子どもたちが毎日観察することができるように運動場のすぐ横にあります。校内菜園では、季節に応じた野菜の栽培を行います。また、子どもたちは野菜の種から植えて、一つの種から育つ野菜の数や花の様子、実のなり方など育つ様子を観察します。

田んぼ
子どもたちは本校から歩いて5分の場所に広さ約200坪の本校専用の田んぼで、農薬を一切使わず米作りを体験します。田植えから稲刈り・はざかけまで体験します。

<副産物の利用の一例>
- もみがら
- 種まきをした後の土の上にまいて、雨から大事な種を守ります。
- 稲ワラ
- 野菜が病気にならないように稲ワラの布団を敷きます。しめ縄づくりに利用します。
- 米ぬか
- ぬか床を作って、おいしい漬物を漬けることができます。
お米づくりプログラム

生き物と自然にふれる活動
田んぼでは、生き物と自然にふれる活動も取り入れ、稲といっしょに、たくさんの生き物も育っていることを体験します。

農体験を通した学習活動
子どもたちは、農体験を通し日々の学習活動をより具体的に深めていきます。各教科での学習の取り組み例は、以下の通りです。
- ●理科
- ・種まきをして、育ててきた植物のようすを観察し、 記録カードに記録しよう。
- ・メダカのエサになるミジンコを田んぼでとってみよう。
- ・植物のからだの働きを調べてみよう。
- ●社会科
- ・農家の仕事を調べてみよう。
- ・お米づくりを通して、わたしたちの生活と食料生産を考えよう。
各教科での学習以外にも、農体験から私たちの「食」について考える機会をつくり「食育」につなげていきます。
そして、子どもたちは校内菜園や本校専用の田んぼで、土に触れながら生き生きと農体験をおこない、教室では学べない「心に残る体験」ができることを期待します。